菅平(カンペー)のちょっといい話
2002.09.04
   by 子供たち

  H14の夏合宿報告に掲載した「菅平(カンペー)のちょっといい話」を掲載します。
  子供たちの優しい心に胸が暖かくなります。


【エピソード1】

 小学1年生のK君は二日目午後の練習で、体調を崩し(軽い熱疲労)、診療所へ連れて行ってもらい点滴を受けました。
この日の練習は中学生のゲームがあるため、小学生は練習を早く切り上げ、「スーパーボールすくい」をしました。
夕方、点滴から戻ったK君はだいぶ元気になりましたが、念のため家族に迎えに来てもらい帰宅することになりました。

 持ち物を取りに部屋に戻ったK君にはスーパーボールはありません。

 それに気付いた部屋の班長、
6年生のS君は自分のもらったボールの中から、ひとつをK君にあげました。

 すると、部屋にいた同じ班の子供たち全員が「僕もあげる。」「僕もあげる。」と
K君に一つづつボールをプレゼントしたそうです。



【エピソード2】

 合宿二日目の夜は、夕食のバーベキューのあと宿に戻り、5,6年クラス、3,4年クラスに分かれて
広間やロビーでミーティングをしました。


 1,2年生は各自の部屋で自由時間となっていました。

 ふと、子供たちの部屋に行ってみると、なんと驚き、2年生がふとんを押入れから出して敷き始めていました。
誰の指示でもなく、2年生の発案のようでした。
思えば、一日目は上級生が敷き、それを見ていて敷き方は覚えていたのでしょう。

 他の部屋も同じ行動を取っていました。

 ただ、
1部屋だけ、2年生が一人しかおらず、部屋には上級生のバッグが散らかっていて、持て余していたようですが、
敷き終わった班に声をかけると、みんなで応援にその部屋へ入っていきました。

 この場面に大人はいない方がいいと思い、そっと引き上げました。

 いいものを見せてもらいました。



【エピソード3】

 合宿三日目午前、合宿最後の練習にいつものように、グランドまで10分くらいの道のりを
歩いて向かう途中のことです。

 グランドへは1班から順に、指導員の付き添いも下、班長を先頭に、
学年順に並び最後尾は副班長と縦1列に歩いて行きます。

 子供たちの歩く道端に、低学年の生徒が立っていて、その足元にうずくまる上級生らしき生徒がいました。
近づくと、それは1年生とその子の靴ひもを結んでやっている、2班の班長、6年生のT地君でした。

 その行為を誉めて通り過ぎましたが、後から歩いてくる指導員皆が誉めてくれたそうです。
グランドに着いて、ある指導員が 「T地、今日はいっぱい誉めてもらえたな」と言うと、
本人はとても照れくさそうでした。

 帰途のバスの中、5,6年生ではミーティング時に発表した各賞の中で
唯一未発表の「合宿MVP賞」の発表があったそうです。

 そう、このT地君が受賞したそうです。



【番外編】(どうでもいいことなので、掲載不可。)

 A指導員は1年生のS作君と仲良くなりました。
 二日目朝の散歩の時に手をつないで歩きました。
 最後には(1年生にとってはけっこう長い距離でした。)ちょっとお腹が痛いと言うので、
 おんぶまでしてしまいました。(10年前がなつかしいとか。)